treasure hunting

 

March31, Wednesday (raining)

   
       Ron Mueck (Untitled),2000                   Hirshhorn Museumからの風景

『現代美術』は見る人によって、その価値や魅力の度合いが大きく変わってくると思う。  これまでに訪れた現代美術館は私にとって魅力的でおもしろかったので、スミソニアンの中に“Hirshhorn Museum and Sculpture Garden”という19世紀以降のコンテンポラリー・アートばかりを集めたギャラリーがあると知って楽しみに出かけていった。  ピカソやダリの絵画をはじめ、1940〜50年代の抽象主義・表現主義のコレクションが充実しているとのことだったが、さらに現代のアーティストによって作られた作品がたくさん展示されていた。

例えば巨大スクリーンが4つほどあり、それぞれにゆっくり歩いている象の足だけの映像がただひたすら流れていたり、信号待ちをしている人々の表情をずっと映していたり、ヒッチコックのサイコ映画がスローモーションで4時間かけて映し出されていたりした。  また、針金でつくられたオブジェや抽象画なども多かった。

... 今回は自分でも驚くほど感じるものがなかった。“わからなかった”といったほうが的確かもしれない。  作品を見ても「何を表現したいのだろう... 何を感じたらいいのだろう?」と感じるばかりで、1時間もかからず出てきてしまった。  “おもしろくない”という感想を抱かせた時点でアーティストの勝ちだ、という言葉を聞いたことがある。  おそらく現代アートだから、今を生きている人間には感じ得ないことも、数百年後の人間が鑑賞したら、その主張や芸術性が表れるのかもしれない...なんて思ったりもした。  ただ単に私の感性が乏しかっただけなのかもしれないのに。

その中でもただ一つなぜか惹かれてしまったオブジェがあった。 小さなショーウィンドウが白いカーテンで覆われていて、カーテンの隙間からオレンジ色の明かりだけが漏れているというものだった。  とても懐かしいような寂しいような感じを受けた。

http://www.hirshhorn.si.edu/  

March30, Tuesday (cloudy)

 


 
今日は曇りでとても寒かった。 天気予報で明日から4日間は雨になると聞き、まだD.C.の桜を見ていないのに散ってしまうのではないか...と危惧して、学校に行く前の時間を使ってD.C.に行ってみた。  

Tidal湾を囲むような形で桜並木があり、薄桃色の桜が咲き誇っていた。  ワシントンで桜を見て、あらためて桜のシルエットがオリエンタルな美しさを持っているということに気付いた。 その美しさは人々を魅了して、しばしの間足を止めさせてしまう。  
車椅子で一人で来ている人、二人で手をつないで歩くカップル、桜をバックに写真を撮る家族、同僚とサンドイッチを食べている人達、コーヒーを片手に話し込む女友達...。   いろいろな人がこの桜の風景を楽しみ、すべての人が幸せそうな表情をしていて私の気持ちまで穏やかな気持ちでいっぱいになっていた。 “桜”は人の心を確実に和らげる力を持っていると思った。  

“友情のしるし”として、桜を贈った日本人の意気さと潔さに感服すると共に、異国の地で咲き誇っている桜と、それを楽しんでくれる人々がいるということが、なんだか嬉しくてたまらない。

March29, Monday (sunny)


                  中古車ディーラー                                             $7,599 for a used car

“車を買う”なんて贅沢の極みなんだけど、『あったらいいなぁ〜』なんて思いながら中古車を見学してみた。 知人や個人から格安で買うのが一番安いのだろうけど、ナンバープレートを申請する時に車のチェックが入り、その結果に応じた修理を施していると結局高くついてしまうようだ。  走行距離も購入時期も妥当で、故障もしていないような車を格安で提供してくれるような奇特な知人は私にはいないので、中古車のディーラーから購入するのが得策だと思った。  ディーラーを通すと、面倒な手続きも全て行ってくれるらしい。

ぶらぶらと歩いて10分もした頃、すっかり車は諦めていた。  た、高すぎる... ぜんぜんセールじゃないじゃーん!とつぶやいてしまった。  最低価格で$6,000、保険料など入れたら$7,000ではないか。  帰国する時にいくらで売れるかにもよると思うけど、ディーラーに相当取られているような気がする。  
$2,000前後で探していた私がおろかだったのか...?  こうなったらやっぱりスーパーに貼ってあるような個人のクラシファイドに頼るほかないのかなぁとも思ったけど、リスクが大きくて怖いしやっぱりおとなしくバスに乗っていようと思う。

March28, Sunday (sunny)


                 緑茶は人気?                         わさび味オカキ  “女”って...             カラフルケーキ

今は昔に比べて世界各国の食べ物が、妥当な値段で手に入る。 アジアン・フードを専門としたスーパーマーケットには、豆腐、キクラゲ、白菜、コリアンダー、味噌など普通の店には並んでいないものが所狭しと置いてあるし、輸入食品専門の店には世界各国の食品が売られている。  今日"Trader Joe's"という輸入食専門の店に立ち寄った。  Green Teaのコーナーが大きく設けられ、様々な風味で売られていた。 緑茶のレモン風味、緑茶と紅茶のブレンドティーパック、緑茶の蜂蜜風味などなど...  
緑茶とチャイのブレンドに興味を引かれ買ってみて家で飲んでみたけど、甘味の無いチャイそのものだったので少し拍子抜けしてしまった。  そういえばクラスメイトのNafiseが、中東の国ではチャイを毎日飲むのだけど、砂糖を入れたり塩を入れたりするのだと言っていた。  塩味のチャイって美味しいのかなぁ...?!

イースターももうじき終わってしまうので、卵型のおもちゃや可愛らしく作られたカゴやケーキなどがセールで安くなっている。  こちらのケーキを見るたびに大胆な芸術性(?)に感心するのだけど、あまりにカラフルすぎて恐怖に感じてしまうのも否めない。

March27, Saturday (raining→cloudy)

                                                   
今日は朝から雨が降っており、外出を避けて家でこれまで英語のクラスで習ったことの復習をした。 “タテ10ワード、横10ワードでクロスワードを作る”という宿題もあった。  文字は何とか考え出せても、ヒントの文章が難しい。  
クラスメイトのNafiseが、考えが頭脳まで行くのに時間がかかる人のことを、タジキスタンでは首が長いことから“キリン”と呼ぶんだと言っていた。  私はキリンかもしれない。

今日からD.C.では桜祭りが始まった。 周囲の様子から満開には至っていないと思っていたのだけど、D.C.の桜が美しく咲き乱れている風景がテレビで映し出されていた。 いろいろなところで、日本舞踊やお神輿をかついだパレードなど日本の文化を紹介するイベントが行われるようだ。  午後雨が止んだあとには観光客やアメリカ人などが街に繰り出し、桜の花見を楽しんでいた。 インタビューに誰もが、“これまで見た景色の中で一番美しい”とか“今までに見たことのなかった風景で感動している”などとコメントしていた。  4月3日には『武蔵丸』が来るらしい! (飛行機3席分を予約して...)
http://www.us-japan.org/dc/events/matsuriindex.html

早いうちにカメラを持って出かけなくては... 

March26, Friday (sunny)

    
                  Gaithersburg Station                           Antique -red tobacco tins-           
                                                   
“だって私に"black"って言ったの、彼女はスペイン人なのに...” バス停でバスを待っている時に、中学生くらいの少女がたまたまそこに居合わせたおじさんと話をはじめた。 おじさんは穏やかに笑って聞いている。 “それで、どうしたの?” と聞き返すおじさんに、彼女は“殴ってあげた、7回ね。 青あざが目にできてたけど知らないわ。 今朝バスの中でその子に会った時は彼女すごく怯えてた。でも私に"black bi*ch" って言ったの...” と悲しそうな顔をしてうつむいた。  そういう経験をとおり越してきた人が持つ強さと優しさを秘めた顔で、おじさんはバスに乗ってからも彼女の話を聞いていた。 彼女はずっと憂鬱な顔をして私の正面に座っていた。  “気にするな、頑張って”と思ったけど、口には出さなかった。

バスでいつも通る順路で、とても懐かしい雰囲気をかもし出している小さな町がある。 電車が走っているGaithersburgという駅を囲む町で、その名も"old town"だった。  今日はそこでバスを降りて少し歩いてみた。  そこだけ60年代から時間が止まっているようなお店ばかりがあり、美容室もカフェもスーパーマーケットなども古めかしくて魅力的だった。

町の中にある、アンティーク・ショップに立ち寄った。 店に入るなり、17歳の時にホームスティでお世話になったおじいさんのことを思いだした。 おじいさんはアンティーク、特にブリキでつくられたタバコ入れを趣味で集めていて、よく車でアンティーク・ショップ巡りをした。 アンティーク・ショップには独特の香りがあり、並べられている品物も一瞬にして当時の記憶を私に呼び起こさせてくれた。
あの頃はTobacco Tinに夢中だったおじいさんの気持ちがわからなかったけど、今ならそれらが持つ魅力がよくわかる。  おじいさんはある日“お金がかかりすぎる”という理由で、何百と集めたTobacco Tinのコレクションを止めてしまい全てアンティーク・ショップに売ってしまっていた。  

今日1つTobacco Tinを買った。 
それがあの頃おじいさんが持っていたものの1つだったら、天国にいるおじいさんが笑って褒めてくれるだろうと思った。

March25, Thursday (sunny)

昨日、英語のクラスメイトでポーランドから来たIsabelがお寿司の作り方を尋ねてきたので、今日ノートにお酢とお砂糖と塩の量や、ご飯の炊き方、“ネタ”になりそうな食材などを書いて渡した。  お米にもいろいろな種類があって、適当に購入してしまうと独特の変な匂いがついたお米だったりするので、家で食べているお米を少しわけてあげたらとても喜んでくれた。  ただ彼女は“海苔”を知らないので、それだけが気がかりだ。 それに魚もニジマスとかナマズとかサーモンや海老などは普通のスーパーで並んでいるのだけど、寿司ネタの王道であるカツオやマグロましてやイクラなんて手に入らないので残念に思う。

日本から持ってきたものの中で、一番重宝しているのは“チューブに入った練り生姜”だった。
しょうが焼きや鳥の唐揚げはもちろん、この前は豚の角煮をつくったのだけど生姜の味が効いていて本当に美味しかった。  これらは全てお醤油と生姜とお酒で作っているから、一応“日本食”になるのかなぁ?  また作り方を教えてあげたら、簡単だし美味しいしできっと喜ばれるだろうと思う。 ダイアナ妃に似た(?)Isabelの笑顔が目に浮かんだ。

 

March24, Wednesday (cloudy)

深夜番組で本当に多いと思うのが、“初めて会う男女がデートをして本当に付き合える相手かどうかを決める”という類のものだ。 「elimiDATE」という番組は1人の女性が4人の男性から一番合う人を選ぶという番組だし、「The 5th Wheel」という番組は5人の男女がそれぞれ恋人になり得る人を決める。  「EXtreme-Dating」とか「blind-date」という番組は、それが1対1の男女という構成となっている。  「EXtreme-Dating」の場合は、“昔の彼・彼女”まで登場させ、デート中のVTRを見ながら元彼・元彼女の弱みや嗜好をおもしろおかしくコメントして番組を面白くしている。

日本も同じような番組はあると思うが、こちらの番組を見てアメリカらしいと思うのは、初対面でまだ恋人になっていない状況なのにすごく濃いキスをすることや、同性でのカップルもアリということ、それに相手を選ばなかった時の理由がストレートなことだ。 “彼女は僕のタイプじゃ全然なかった”とかは序の口で、“彼は退屈で全然魅力を感じない” “服のセンスが最悪” “もう少しお利口になって”などなど...  デートの途中でも相手への無関心さが表情に出てしまっている。 一方恋人成立したカップルは、あっという間に2人の世界に入ってしまい、またまたキスの嵐...。  
  

こういう番組って若者には人気なんだろうなぁ。  

March23, Tuesday (sunny)

日本人は自分の言いたいことを遠まわしに言い、アメリカ人は意思表示が明快だ、とはよく聞くが、ここ何十年かはアメリカ人も“個人”の状態を表現する言葉に対しては、相当気を使っているようだ。  

英語の授業でより良い言い方を習った。 例えば黒人は"black"ではなく、"African American"といい、白人は"white"でなく"caucasian"という。  この辺までは“ふ〜ん”という感じだったんだけど、面白いと思う表現もあった。 例えば...

バカ・あほう → X=airhead  ○=reality impaired person (現実感にとぼしい人)
性的に興奮した人 → X=horny  ○=sexually focused person (性的に焦点を合わせた人)
ほろ酔い・千鳥足 → X=tipsy  ○=chemically inconvincible (身体がわからず屋)
太った→ X=gain weight  ○=metabolically challenged (新陳代謝に挑戦する)
目の見えない人→ X=blind  ○=visually challenged person(視覚に挑戦する人)

というような感じだ。 せっかく状態を表す言葉があるのに、言葉自体に悪いイメージがつきすぎてしまったために、あえて状態を説明するような英語に摩り替わっているだけのような気がする。   最近は冗談のネタにもなっているようだ。

とは言え、日本語の例えば“障害者”という言葉にぬぐいきれない違和感を感じてしまうように、言葉にはフェアでないものが存在することを考えると、適切な言葉を生み出すこと・定着させることはやっぱり大事なんだと思う。

March22, Monday (sunny)


    中央にあるのがSpy Museum          コートのボタンに隠しカメラあり        腕時計のカメラ&口紅のピストル

  
     ショップに売っていたマトリョーシェカ         日本のスパイ(?)Ninja!      Mata Hari (a lady spy) 

D.C.にある博物館はほとんどが無料だが、唯一$13の入場料で観られる博物館が“International Spy Museum”だ。 2年前にできた人気の博物館で、予想どおり子供連れの家族が多く、混雑していた。

博物館に行って初めて興味を抱く事柄が最近多い。 それは特に“世界史”に関わることが多く、今回も旧ソ連のKGBとアメリカのCIAなどの、“冷たい戦争”をしていた頃の事実についていろいろと知ることができたように思う。 お互いに、工業、核開発、宇宙事業開発などで相当なライバル意識を持って、相手の情報の取得にしのぎを削っていたのだと思う。

この博物館も充実した内容で大人から子供まで充分に楽しませてくれる。 実際のスパイ達が利用した大量の偽造パスポートの紹介から、スパイが使用していた盗聴・盗撮用の機器の展示、またスパイ護身用の武器なども数多く展示されていた。  50年ほど前にお財布大のスキャナーや、葉巻や口紅や傘に見立てたピストルや、ボールペン型の催涙ガス、それに髪の毛の細さの盗聴器など、高性能な機器が存在していたというのは驚きだった。
本当に重要な役割を任されたスパイは、相手国にバレて捕まってしまった時のために、自殺用の毒薬などもメガネのフレームなどに携帯していた。  “スパイは誰にも心を開いてはいけない“孤独”というリスクを一生背負う”ということが度々テーマとして出てきた。

戦争中の暗号の解読方法の紹介や、スパイとして大きな役割を果たした伝書バトの紹介、007に出てくる火を噴く車のディスプレイに、過去の歴史を変える要因となったスパイの紹介などがあり、飽きることがなかった。

博物館の一番最後では、サテライトをはじめとして、さらにハイテク化した機器を利用したスパイが現在も多数存在するということを伝えていた。 テロの映像も交え、見えない敵への危機感や緊迫感もテーマとして挙げていた。

ワシントンD.C.には世界で一番たくさんスパイがいるとのこと。  お約束で、“あなたの周りにスパイがいるかもしれない!”と書かれており、コテコテで私は思わず周りを眺めてしまった。

http://spymuseum.org/siteintro.asp

March21, Sunday (sunny)

 
                     怖〜いおもちゃ...                                   X-BOXに夢中

子供のおもちゃ売り場で、遠慮したいおもちゃを発見した。  その名も“STINK BLASTERS”といい、24人のキャラクターそれぞれのお腹を押すと悪臭が吹き出すしくみになっていた。 キャラクターの名前はそのにおいを表現していて、"Dog Breath Danny"とか"Rotten Egg Fred"とか"Blue Cheese Charlie"、"Sweet Sox Sammy"などいろいろだ。
そして裏の説明書きには、“全部集めてどれが一番臭いか見つけ出そう!”と書かれていた。

こんな悪趣味なおもちゃ、買う人いるんだろうか...? いや、子供には案外学校などで受けるのかもしれない。  でも大人からすると、こんなに怖いおもちゃは無いと思う。  バイオ・ハザードよりも、貞子よりも怖いよ〜!

March20, Saturday (sunny)

                     one fine day                                                     flowers!

今日はとても温かくていい天気だった。 

壊れていた水道の蛇口を買いに今日もバスに乗った。  乗ったバスでは運転手と一番前に座っていた女性が何やら話をしている。  女性の服装はジージャンにジーンズとラフなんだけど、マニキュアと髪の毛のカール、そしてメイクに気合いを感じた。  なんだか緊張した感じで運転手に話をしているなぁと思っていると、女性はメモに何やら書き込んでおり、運転手は電話番号らしきナンバーを言っていた。  
“安い店か何かの情報を運転手に聞いているんだな”と思っていると、今度は女性がナンバーをいい、運転手が携帯電話をポケットから出してそれを登録し始めた。  片手で集中して入力するものだから、次のバス停で人が手を挙げて待っているというのにうっかり通り過ぎようとする勢いだ。 “おいおい、電話番号交換ですか?”と思っていると、運転手は番号確認のために一度発信したようで女性の携帯電話が鳴った。  

...お願いですから、前を向いて運転してください。

March19, Friday (sunny)

アメリカは“返品天国”だと思う。  
もっとも私がこれまで購入してすぐ故障した電気湯沸かし器は$10、CD付ラジオは$20だったりして“安かろう・悪かろう”のところが大きく、故障する確立も実際高いからなのかもしれないけど、それにしても日本と比べると簡単に返品・交換ができてしまう。 

TargetやWAL MARTなど大きなショッピング・センターには必ず『カスタマー・サービス』という場所があり、そこにいる店員達が大きなため息をつきながら受付けをしている。 レシートと品物を持っていくと大して品物をチェックするわけでもなく、場所によってはレシートも一切見ないままに、“交換を希望だったら、好きなのを持っていってください”と言われる。  “…大丈夫ですか…?”とこっちが心配になるくらいだ。 日本だったら説明書や保証書を持ち出して、“こちらに書かれております通り...”と説明が始まるところだと思う。  今日も少年とその母親が、購入したと思われるおもちゃを、腕にいっぱい抱えて返品をしていた。 その中には明らかに使用しているうちに引っかいたと思われる傷がついた、自転車用ヘルメットもあった。

購入してから1年後に返品を希望したり、使用後に返品・返金を求めたりする人が増えた為、10数年前に比べると規則や予防対策がうたれているらしいけど、それでも消費者にとってはありがたい状況に留まっていると思う。

March18, Thursday (raining)

英語のクラスで一番若いのはドイツから来た20歳になったばかりのFriederikeだ。 イギリスに短期で住んでいたこともあり、英語もクラスで一番よくでき、先生でさえも単語の説明(特にイギリス英語)が不安だったりすると、“フェーテリコこの単語の説明してくれる?”とか“フェーテリコこの説明で正しいよね?”などと尋ねることがある。 彼女は透き通るように白い肌をしていて瑞々しく、足がすごく長い。 洋服はいつもブルー・ジーンズとセーター、それに赤いトレンチ・コートを着てくるのだけどよく似合っていた。

今日の授業の中で、先生が紙切れにかいた質問に答えるタスクがあった。 一人一人違う質問で、私への質問は“自国の祭日で国民がドレスアップをする機会を教えてください”だったので、お正月に日本人の何人かが着物を着ますという説明をした。

フェーテリコへの質問は、“あなたから見て、ひどいセンスだと思うアメリカ人のファッションを言ってください”というものだった。 彼女は“たくさんあるわ”と前置きして、夏でもひざ丈のビニール製紐ブーツをはいている人/冬なのにサンダルをはいている人/ジーンズの上にブーツをかぶせて履いている人などを挙げた。 

う〜ん、日本でもそんな人けっこう見たなぁ…と思ったけど、それは言わないことにした。

March17, Wednesday (snowing)


       "Lost in Translation"        シャーロット役のScarlett Johansson    エレベーターでの中の1シーン

セント・パトリックデイということで、今日はちらほらと緑の洋服やアクセサリーをつけた人を見かけた。  私も一応緑のセーターを来て出かけてみた。 アイルランド人にとっては春の訪れを喜ぶ意味もあるとのことだけど、今日は雪が降ってとても寒かった。 

先週、英語のクラスからの帰り道に、クラスメイトのNafiseが“Lost in Translation観た?”と聞いてきた。 私は、“観てないし、その映画は何?”と尋ねると、“アメリカ人が日本に行って言葉がわからなくて苦労する話。 映画の中でその男性は日本語でいろいろ説明されるんだけど、通訳の訳す英語は一言で終わっちゃうの!” と笑っていた。  なんだかすごく面白そう、と思い、昨日サントラ盤のCDを買い、今日映画を観に行った。 CDは、今の混沌とした日本をよく表わしていて面白いと思った。 My bloody Valentineの"Sometimes"という曲や、Phoenixの"Too Young"という曲が特に好きだ。  それに加えてはっぴいえんどの"風をあつめて"が入っているところも良かった。  映画では、カラオケボックスの隣の部屋から漏れてくる曲としてだけの登場だったんだけど…     

主演はゴースト・バスターズのBill Murray。 この映画でアカデミーやゴールデン・グローブなどにノミネートされ、ゴールデン・グローブでは主演男優賞を獲得していた。そんなことさえ知らずにいた。
Bill Murrayも良かったけど、彼と恋愛に限りなく近い友情を築く女性の役をこなしたScarlett Johanssonという女優さんの演技に感動した。  旦那さんの仕事の都合で東京に暮らさらずをえない状況での孤独な感情を見事に表わしていたと思う。 映画の中の“日本”もほぼ正確に表現されていて、一昔前の“アジアはみんな同じでしょ”的な映画になってないことが嬉しかった。 それだけに、“そこも見てしまったのね”“そ、それは恥ずかしいな〜”と思ってしまう場面も多く辛いところがあったけど、アメリカ人からみると明らかに“異質”に感じる世界を長く描写していた。  日本語が50%をしめている映画なのに、日本語が英訳された字幕は一切なく、映画を観ている外国人も実際に日本に放り出されているような感じにさせる方法は面白いと思った。  だけども逆に、日本語がわかってしまい、風景も当然のこととして入ってきてしまう日本人の私には、登場人物の気持ちが100%理解できなかったように思う。 

監督・脚本はソフィア・コッポラで、彼女は20代に日本に何度か足を運んでいたので、相当日本に詳しかったようだ。 低予算の中、日本に来たアメリカ人のクルーはたった8人で、後は日本で調達したエキストラとスタッフで27日間という短期間で撮影が終了したそうだ。  
映画の舞台はほとんどパークハイアット・ホテルの客室とかバーで、主人公のBob Harrisがいつも飲んでいるのはサントリー・ウィスキー、この映画で一番得をしたのはこのホテルとサントリーであるのは間違いないと思う。

正直脚本とストーリーの構成には物足りなさを感じてしまったけど、演技と映像を充分楽しめた。  
HPも相当手が込んでいて面白かった。

http://www.lost-in-translation.com/home.html 

March16, Tuesday (raining)


       "First Ladies"の入り口             歴代大統領とその妻達の写真                Jacqueline

昨日訪れたアメリカ歴史博物館の中に"First Ladies"というコーナーがあり、ファーストレディ達の紹介や仕事について、そしてドレスやアクセサリーなどが展示されていて女性達の人気を集めていた。  ファーストレディの中でも一際美しいと思うのが、ケネディ大統領の妻だった、ジャクリーンだ。  どの写真を見ても本当に魅了されてしまう美しさを持った女性だと思う。
どんなに素敵な人だったんだろう...と気になり、家に帰ってきてからインターネットで調べてみると、正のイメージで書かれているものと、負のイメージで紹介されているものとで分かれていて混乱してしまった。  

ジャクリーン・ケネディ・オナシスという名前が示すとおり、ケネディ大統領暗殺の後にはギリシャの大富豪オナシス氏と結婚し、彼女の人生は相当に非凡なものだったと思う。  
彼女は浪費家で、オナシスの死後は遺産をめぐって争いごともあったようだ。  でもそれはただ単にお金の奴隷になってしまったんではなくて、おかれた状況の中での彼女の意思ある選択だったように思う。   彼女はケネディ元大統領を愛していたのに、暗殺されてしまったことが悲劇だったと思う。

March15, Monday (sunny)


 鉛筆〜原料(左)から製品(右)へ〜             アンティーク・ピアノ                   灯台のレンズ


    ヒスパニック系の歩み              アフリカン・アメリカンの歴史              never let anyone abuse me

アメリカ歴史博物館(National Museum of American History)に行ってきた。
スミソニアンの中では“American Attic”(アメリカの屋根裏部屋)とも呼ばれているだけありテーマも建物自体も幅広くて、頭の切り替えと体力が必要な博物館だった。  
時間についての思想から時計やカレンダーが作られるまでの資料が詳しく展示されているかと思うと、エジソンの電球発明の経緯や大統領の職務についての詳しい説明、そしてザ・ビートルズの写真展などもあった。  アメリカの産業や政治、社会についての歴史を凝縮した博物館のようだった。

印象的だったのは、アフリカン・アメリカンの歴史と、ヒスパニック系アメリカンの展示だった。 現在急激にメキシコ人の移民または不法滞在が増えてきているけど、展示の中の説明では、現実をとても客観的な視点で説明していて下のような文面があった。
“現在アメリカの、特に西海岸ではメキシコ人が多く生活するようになったが、生活の水準は低いのが現状だ。  アングロサクソン・アメリカンとのコミュニケーションもお互いの文化の違いから生じる誤解や否定から、摩擦が生じている。  これは彼らだけの問題ではない。  人類全体の問題だ” と。

アフリカン・アメリカンの歴史はとても苦難に満ちたものだったことは周知の事実で、今でも“人種差別”というのはあるのかもしれないけど、私がメリーランド州で生活している限りでは、もうそれは少しも感じられない。  住んでいる家も、仕事も、服装なども全く差がないように感じる。  いつも感じるのだけど、彼・彼女らがくれる笑顔と言葉はとても優しい。
展示の一角にこんな言葉があった。 “私が母から教えられたことで、意識のなかに埋め込まれていることは、゛誰にも自分を痛めつけさせてはいけない"、ということだ”

誇りを持ち続けてきたからこそ、今の彼らがいるのだと思う。 今のアメリカがあるんだと思う。

March14, Sunday (cloudy)


            指名手配中人物のトランプ                                動くおもちゃ

ニュースを見ていると、時々イラクからの中継映像が流れるのだけど、それを見ていると日本の“ズームイン朝”並に爽やかなことに少し驚いた。  現地は早朝で、アメリカ人の女性リポーターが元気にリポートする中、兵士らしき人達が後ろでメッセージ・ボードを掲げて立っている。
未だに毎日緊迫した状況が続いている中で明るくリポートすることは、兵士にとっても家族にとっても、そしてアメリカ全体としても心理的に救われるのかもしれない。  

お土産売り場でも戦争に関わるおもちゃが見かけられる。 つい購入してしまったのがイラクの主要人物で指名手配中の人物が写ったトランプだった。 52名確かにいるのだけど、そのうち13名は顔写真がないようで黒陰の絵になっており名前と地位だけが書かれている。 それって捜索の手掛かりにはならないんじゃないかと思われるが、まっいいか。

March13, Saturday (sunny)


           道に落ちていた写真

写真の整理をした。 
ニューヨークでの写真の中に『拾った写真』がある。 とても寒い日の早朝写真を撮りに散歩に出かけたのだけど、クライスラービルディングからそう遠くない通りの歩道沿いに、何十メートルに渡って写真が散らばっていた。  それらはまるでどこかのビルからまき散らしたかのように距離をおいて随所にあり、雪が溶けて泥となった道に埋まっていた。  拾うのもどうかと思ったのだけど、思わず手に取った写真からは“幸せなひととき”が心いっぱいに伝わってきて、手を泥だらけにしながらも夢中で何枚かを拾い上げてしまった。  

誰が、なぜこんな方法で想い出を捨ててしまったんだろう...  想像しても確かな答えはわからないけど、私のアルバムにはずっと残ってしまいそうだ。  

March12, Friday (sunny)

英語が通じなくて悔しい思いをするのは大抵が電話をしているときだ。  用件をまとめて伝え、必要な情報を電話口から得なくてはならないプレッシャーと、お互いに相手が見えない条件の中での会話というのはすごく緊張する。 ネイティブではないことを相手に悟られて、“I don't know what you're saying."なんて言われると、すんなり“OK..... good bye.”と切ってしまう。 

週に3回、1ヶ月間だけ英語のイブニング・コースを取ることにした。 夕方6:40〜8:40までなので帰宅する時には真っ暗で怖いのだけど、授業は充実した内容で通ってよかったと思う。
クラスメイトは私を入れて6人で、ジェームスという常に冗談を言っている先生に習うことになった。ジェームス先生のジョークの面白さは私にはいまいちわからないのだけど、本人は充分楽しんでいて自分でうけているふしがあった。 今度冗談を書き留めておこうと思う。

クラスメイトは国籍もまちまちで、それぞれお国柄がでていて面白い。  女性は5人で、サルバトルから来たAbril、ポーランド人のIsabel、タジキスタンから来たNafise、そしてドイツ人の若い女の子だった。  ドイツ人のその女の子の名前だけ聞きそびれてしまった。 そしてあと一人は、プエルトリコから来たCalrosという男性だった。  Abrilは領事館に勤めていて、NafiseはNGOで働いているということだった。  皆自分の意見を積極的に発言できて感心してしまう。 私も頑張らなくては。  皆フレンドリーなので楽しく通えそうだった。

昨日はアメリカのマクドナルドについてのトピックだったのだけど、Nafiseが中東ではマクドナルドがほとんど無いと言っていた。  ハンバーガーという言葉も、hamという言葉に敏感(豚肉を意味しているので)な為、絶対にバーガーと言うそうだ。  でも結局イスラム圏でも豚肉は食卓に上がる家庭が多いんだと笑っていた。   それからロシアではHを“ガ”と発音するので、ハンバーガーのことを“ガンバーガー”というんだってことも教えてくれた。  こんな感じで彼女はよく喋り、よく横道にそれるけど、いろいろなことを知ることができて面白い。 
   
学校までバスと電車と徒歩で片道1時間かかり、交通費も往復で$6かかってしまうけど頑張って通いたいと思う。

March11, Thursday (sunny)


           Erikaの布切れのディスプレイ             チューリップの球根が皆で分け合う夕食


焼けた靴からの啓示を人は忘れてはいけない              左下:Erika & パンフ


スミソニアンの博物館と並んで、ホロコースト・メモリアル博物館がある。  私にとってホロコーストというと、シンドラーのリスト、戦場のピアニスト、それにライフ・イズ・ビューティフルなどの映画の中で見た悲惨な情景と、いつかオーストラリアで立ち寄った同種の博物館に行ったときに受けた悲しく沈んだ気持ちが思い出され、メンタルな状態がすこぶる良好な時でないと足を運ぶのを考えてしまう場所だった。 知人に誘われた時には少しためらったのだけど、いつかは訪れたい場所であったので行くことにした。

これまで訪ねたスミソニアン博物館の中で一番混んでいて驚いた。 中・高校生の団体も多く、整理券が配られるほどの人だった。  展示物やフィルム、写真は容赦なく“真実”を映し出していて、11歳以上と勧告が出されるほど過激なものだった。  人間がどこまで残酷に成り得るのか、政治がどれほど力を持ってしまうのかと恐ろしくなると同時に、宗教と政治とプロパガンダに翻弄されてきた人間の弱さを感じずにはいられなかった。   一方、あれほど絶望的な現実の中で、お互いに優しさを分け合い、励ましあい、力強い瞳で写真に納まっているユダヤ人の写真を見ると、希望を忘れえない人間の強さを感じた。

子供たちの視線からユダヤ人迫害を表現しているエリアがあり、涙をことさらに誘った。
特に“Daniel's Story”とタイトルが書かれた一角では、実際に生き残ったダニエルというユダヤ人の少年の書いた日記や写真、当時住んでいた場所の模型などが展示されており印象的だった。 日記では、妹のエリカがお母さんの誕生日プレゼントにと、働いていた工場から布切れを盗んできたけど、彼女が捕まってしまうのではないか心配だと書かれていたり、お父さんがダニエルをベンチに座らせる時にはいつも電車の中に座っているんだと空想させ、これから世界を旅行するのだと、世界の話をしてくれたことなどが書かれていた。 ダニエルとお父さんは生き残ることができたが、妹と母には二度と会うことはなかった。

どんなにこれから時間がたっても、この過去の事実を無駄に終わらせてはいけないと思う。
とても重いけど、世界中のできるだけ多くの人に足を運んでほしいと思う博物館だった。

http://www.ushmm.org/museum/exhibit/index.php?content=exhibit/index.php%23hidkid

http://www.urban.ne.jp/home/hecjpn/ (in 広島)

March10, Wednesday (snowing/cloudy)

  
温かくなったと油断していたら、今日は朝から小雪がちらついていて相当寒かった。
やっぱりそう簡単には寒さからは逃れられないのね。x_x

アメリカに滞在して1ヶ月と少し経ったのだけど、未だに銀行のしくみや支払い関係には謎が多く、悩むことが多い。
例えば、電気代や水道代、インターネット代などを支払う時には小切手を利用しているのだけど、銀行口座またはクレジットカードからの引き落としにするのにどうしたらいいのかがわからないでいる。  何度かカスタマーサービスに電話をしたり、ネットで登録手順を踏んでみたりしたのだけど私の英語力の限界からかどうもうまくいかない...。   日本のようにコンビニでちょこっと支払いを済ませられたら本当に助かるのになぁ。
  
シティバンクにお金を入金するときにも、ちょっとびっくりした。 アメリカ在住の友人につきあってもらったのだけど、なんと現金を封筒に入れて、銀行にある用紙に住所と名前と金額、それに口座番号を記入し、備え付けのポストみたいな穴に入れてくるという方法だった。 後から銀行側の人間がその封筒を開け、手作業で個人個人の口座に入金してくれるんだろうけど、なんだかあまりにアナログな方法に心許ない気分になってしまった。   とはいえ2日後ネットで残高照会をしたら、ちゃんと入金されていたのでとても感心してしまった。

日本ってサービスや便利さへの追求に企業レベルで貪欲ですごいじゃん!って改めて思ったりもするし、easygoingなアメリカのライフスタイルに魅力を感じたりもする。

March9, Tuesday (sunny)

 
                        Tian Tian                                                 各駅にあるブース

今日は、絶滅の危機にさらされている野生動物の研究と保護プログラムに取り組んでいる、国立動物園(National Zoological Park)に立ち寄ってみた。 時間があまりなかったので、動物園の人気者であるパンダだけを見て帰ってきた。  パンダ... そんなに、大好き!ってわけではなかったけど、見ていたらやっぱり可愛らしい★  6歳のTian Tianと5歳のMei Xiang、たくさん子供を産んでくれるといいな。

それから今日は、“ヘンなおじさん”2名と出くわしてしまった。 1人目は地下鉄の改札付近にいたおじさんで、よろよろと前に来たかと思ったら、バタンと倒れ少しの間全く動かなくなってしまった。 焦って“Sir...?!” と声をかけたら、自分で“get up! getup!”と叫んで起き上がってきた。  私は怖くなって足早に通り過ぎてしまったのだけど、しばらく後ろで “get up! getup!”と叫び続けていた。 自分で倒れて、自分で起きろ!と叱咤激励する人... ちょっとおもしろこわい。

その後バスの回数券を半額で買える場所に行く為、電車に乗ってSilver Springという駅に行った。 どの駅にも改札口にはブースがあり、制服を着た駅員が1〜2人座っていて、通常の切符を売ったり質問に答えたりしてくれるようになっているのだが、 私は駅から目的地までの道順を尋ねる為、そのブースに立ち寄った。 最初から居眠りをしているその黒人の駅員さんは、“Excuse me!”とかけた言葉にうっすら目を開いた。 よく聞こえないようで、片手を耳にあてているので二回ほど“バスの回数券を売っている場所を教えてください!”と言わねばならなかった。 その人はゆっくりと紙に住所を書き始めたのだけど、信じられないことに途中で眠ってしまっていた。 頭をこっくりこっくりとさせ、まるで授業中にノートを取りながら居眠りしてしまう学生のように眠ってしまったのだ。  ...眠ってしまったのなら仕方があるまい... 気を取り直して自力で売り場を探し当てた。  だけど... いいのかそれで? 

March8, Monday (sunny)

             
            The vacuum cleaner                      桜祭りのパンフ

3週間ぶりにまたD.C.に戻ってきた。 ずいぶん温かくなっていて、半そで半ズボンで歩く若者がちらほら見かけられ眩しかった。 見慣れた景色もなんだか違って見えて新鮮だった。
テレビのニュースでは桜の満開予定に合わせて3月27日〜4月11日に決まった“桜祭り”について楽しそうにキャスターが報道していた。 ワシントンD.C.ではイースターと同格に春のイベントとして定着している“桜祭り”は個人的にもとても楽しみだ。 1912年に日本から送られた3700本の桜の木が見事に咲き誇る中、パレードや屋台なども出るらしい。  ニュースキャスターは、520ポンドある相撲レスラーが飛行機3席分を確保してやってくる!と喜んでいた。 ...誰が来るのだろう? 個人的には高見盛がいいんだけど。

しばらく何もする気が起こらなかったけど、家の掃除にふみきった。 掃除は嫌いな方じゃないんだけど、この家の掃除はちょっとばかり気が重い。 なぜかというと掃除機が馬鹿みたいに重いからだ。 以前の住人が置いていってくれたもので有り難いのだけど、鉄の塊が入ってるんじゃないかって真剣に思ってしまうこの重さ。  両手で向きを変えるたびに、この製品を世に送り出した会社の最終会議の様子を想像してしまう。
“すばらしい出来だ! ホコリをたてずに細かな塵さえ全て吸い取ってしまうパワー力”
“色はワインレッドで上品にしましたし、売れること間違いなしですね”
“何か、修正する箇所はないかね?”
“....”

ここでどうして誰も言わなかったんだろう。 誰もが気づいているはずだった一言。 “ちょっと重すぎやしませんかね?”って。
そんなことを考えながらも掃除は何とか完了した。  私の筋力を鍛える方が一石二鳥でいいかもね。